2010年1月28日

サンパウロ美術館 (Museu de Arte de São Paulo)

ブラジルのサンパウロ市にある、南半球屈指の美術館である。

サンパウロ美術館は、中世から現代に至る各時代の西洋美術の名品を数多く収蔵している。 アメリカ合衆国およびヨーロッパの美術館以外で、これほど質が高くまとまった西洋美術のコレクションを持つ美術館は他になく、そのために「奇跡の美術館」と称されている。

1947年に設立されたこの美術館は、正式名称をMuseu de Arte de São Paulo Assis Chateaubriand(サンパウロ・アシス・シャトーブリアン美術館)という。アシス・シャトーブリアン(1891-1968)はブラジルの新聞王と呼ばれた実業家で、彼の美術コレクションは第二次世界大戦前後のごく短い期間に集中的に形成された。ヨーロッパでは、戦前の不況や戦後の混乱の時代に美術品を手放すコレクターが多かったため、短期間に一流の作品を多く集めることができたといわれている。収蔵作品は、中世からルネサンス、バロック、ロココ、印象派、現代まで、地域的にはイタリア、フランス、オランダ、フランドル、スペイン、イギリスなど、各時代各地域の美術史が一通りたどれるような質・量のものが集められている。現在の建物は1969年に完成したもので、4本の柱によって支えられる高床式建築である。展示室は柱や仕切り壁のない広大な空間で、作品は壁に掛けるのではなく、強化ガラスに入れて展示されている。

ティントレットは、イタリアルネサンス期の画家。

師匠のティツィアーノとともにルネサンス期のヴェネツィア派を代表する画家。彼の色彩とミケランジェロの形体を結びつけ、情熱的な宗教画を描いた。ヴェネツィアで生まれ育ち、長い生涯のほとんどをヴェネツィアで過ごし、そこで死んだ、生粋のヴェネツィア人であった。本名はヤーコポ・ロブスティ。家業が染物屋だったことから「ティントレット(染物屋の息子)」と呼ばれるようになった。

ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿(統領宮殿)や当時ヴェネツィアにいくつかあったスクオーラ(同心会)の会館などのために多くの作品を残している。 ティントレットの絵画は、斬新で大胆な構図と、ドラマティックな表現に特色があり、『聖パウロの改心』、『ガリラヤ湖のキリスト』のような、聖書のエピソードを壮大なドラマのシーンのように描いた作品は、次世紀のバロック絵画を先取りするものといえよう。

ヴェネツィアのサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の壁面を今も飾っている『最後の晩餐』は、晩年の代表作である。「最後の晩餐」という伝統的な画題を扱いながら、晩餐のテーブルを画面手前から奥へ向かって斜めに配した斬新な構図、舞台照明のような劇的な光の扱い方、現実と幻想の入り混じった描写にティントレットの特色が現われている。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

南半球屈指の美術館なんですって。びっくりしました。

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